コラム

 公開日: 2013-07-13 

「宅地」と表記されていても油断できない土地

不動産売買情報には「地目」という欄があります。
「地目=(公簿)宅地、(現況)宅地」
「地目=(公簿)畑、(現況)宅地」
などと表記されています。

この『宅地』という表記がしてあれば、
建物が建っているか、すぐにでも建物が建てられる土地
だと勘違いをしている人が結構多いようです。

宅地建物取引業法では、「宅地」を次のいずれかに該当する土地と定義しています。
1.現に建物の敷地に供せられている土地
2.建物を建てる目的で取引する土地(現況や登記簿上の地目は問わない)
3.用途地域内の土地(現に公園、広場、水路、河川、道路等公共の用に供せられている土地を除く)
つまり、すぐに建物が建てられない土地でも『宅地』と表記することができるのです。

例えば現地は建物が無くきれいに整地してある土地は、
すぐにでも建築ができると思ってしまうかもしれません。
しかし、建物を建てて生活を始めるには、
水道、電気などインフラの整備、建築基準法や農地法など制限法のクリア
などが必要になってきます。

それらをクリアした宅地としていない宅地は、
単に現地を見ただけでは見分けることができません。
売買契約をした後で、すぐに建物が建てられないことが判り、
建築し生活が開始できるまでに要する費用を買主が負担するケースも少なくありません。

 「宅地」と表記されているから、あるいは現地が整地されているから
といって油断は禁物です。
また、価格(価値)は表記された単価だけで判断せずに、
トータルでいくら負担しなければならないかまでを考慮して判断することです。
 

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